社員インタビュー:アプリケーションエンジニア

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JMDCに入社したきっかけを教えて下さい

文系大学を卒業後、広告代理店の社内システムの開発・保守を4年ほど行っておりました。配属先の某総合広告代理店では、主にデータサイエンス部門や営業部門と直接ヒアリングを行いつつ、開発を進めるスタイルで仕事を行っていました。

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・交通・インターネットの広告出稿実績をデータとして格納しつつ、クライアントの各ブランドのターゲットに効率よく認知・購買意欲につなげていくための予測モデルを作成していました。モデルを作るだけではなく、毎日予実を追いかけながら目標数値を達成できるように、試行錯誤を繰り返しました。広告業界についての仕組みを理解できたこと、そしてチームを組んで製品を開発し、大手クライアントの出稿コンペを勝ち取った経験は、今も鮮明に残っています。

ただ、日々の充実感はありつつも、毎日終電まで働き倒れる人が一定数いたため健康維持に不安になったこと。また今以上に膨大なデータに対してアクションを起こしたいという想い。そして母が看護師だったこともあり、小さい頃から医療業界に対して身近なイメージがあり、いつかは医療業界で働きたいと思っていたこと。この3つの理由から、医療業界への社会貢献度が非常に高いJMDCに入社を決意しました。

現在どんな仕事を担当されてますか?

JMDC入社後は現データ基盤開発部に配属され、台帳システムの保守から入りつつ、その後台帳の刷新PJのプロジェクトリーダーを担当しました。当初の現行システムを理解していく中でソースコードにバグが多々残っていたり、テストをほぼ行わずリリースしている状況を見て、前職との違いに衝撃を受けた思い出があります。

そんな状況から、少しずつチーム体制を強化しつつ改善を行っていたものの、並行で作業していた毎月の運用にトラブルが発生。お客様への納品データが正しくないものとなってしまい、営業部隊から「どうなっているんだ!」とお叱りをいただくことがありました。クライアントや営業部隊からすれば、役職は一切関係なく、開発組織のプロフェッショナルの一員として、正しいデータを常に提供し、顧客満足を常に向上していかなければならない、とより強い自責心を持つきっかけになったので、今ではその方々に感謝しています。

また、刷新PJの話に戻りますが、中国でのオフショア開発案件の際に、当時のPMから「1人で行ってきて、よろしくね」と軽く振られて10日間ほど滞在したことも印象的でした。当時は11月頭。中国は非常に寒い時期でしたが、社内がまだ暖房をつける時期ではなく、毛布や上着を羽織り真顔で開発レビューしているところに、JMDCの先輩から「寒いんだって?こっちはあったかいよ」等のメッセージから、元気と若干のイライラを頂いたのもいい思い出ですね。

その後、台帳プロジェクトを完了させたあと、健診システムを担当し、健診のリプレイス・改善案件を1年半ほど行った後、病院DWHシステムの担当を経て、現在はJDM・Looker開発のリーダーをやっています。

ふと思い直すと、開発メンバーの中でも、4年間で特に様々なシステムに携わらせてもらったなと思います。

JMDCは、年功序列ではなく自分から手を挙げてチャレンジできる環境が整っています。さらに強い自責心をもってプロフェッショナル意識で仕事している上司・同僚が多いです。今後も切磋琢磨しつつ、「自分は常に期待されている成果を出し、納得感を内外で得られるか」と常に考え、会社に貢献する存在になりたいと考えています。

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今後はどういった仕事をしていきたいですか?

現在はJDM・Looker部隊のリーダーとして会社組織や部の目標をグループに落とし込み、スピーディに開発を進め顧客満足を向上させるために日々仕事を進めています。今ある既存の知見にこだわらず、新たな知見の習得や顧客・営業部隊へのヒアリング、競合他社の比較・調査、部門の強化、チームの強化、採用・育成などやらなければならないことはたくさんあります。

直近の目標は、グループ体制の強化ですね。責任の重さに若干胃が痛くなりながらも、チームが成長する仕組みづくりと、自身としても開発スキルアップ、メンタルタフネス取り組みたいです。

JMDCのここが好き!を教えてください

1つ目は、経営陣とフランクにコミュニケーションが取れ、かつしっかりと議論できる場があるということ。大手企業にはない恵まれた環境だと感じます。

2つ目は、様々な分野のプロフェッショナルの方がいるので、会話するだけで脳が刺激されます。非常にいつも勉強になっています。

あと、エンジニア目線だと、新しいPJに採用する技術を、自分自身で提案することができ、積極的にGoサインを出してもらえることも多いです。チャレンジ心が旺盛な人にはとても良い環境だと思います。

 

インタビューイー:製品開発部所属