社内イベント: 「野良1onN」レポート

新型コロナウィルスの影響でリモートワークが続き、普段よりもコミュニケーションが少なくなってしまっていることによる見えない不安・課題を対処すべく、開発本部で「野良1onN」イベントを行いました。

本イベントは勉強会の後に続けて実施したこともあり、初めての試みにもかかわらずグループ会社からも参加いただけ、計15名で和やかな雰囲気でスタート出来ました。

企画説明

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トークスタート

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1グループ3~4名、1セット10分 →メンバーをシャッフルしてさらに10分の2セットを実施しました。CTO・小森谷も参加していますよ。

各グループ、1セット目の最初ははぎこちなかったものの、2セット目は「1回目のセッションでは何を喋ったの?」から始まり、趣味の話、リモートワーク下での仕事の仕方、「ディスプレイアームいいよね」等おすすめのグッズの話で盛り上がり、あっという間に時間が経過しました!

記念撮影

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参加メンバーからの感想

  • 業務以外の普段話さないような世間話もできて、心の距離が近づけたような気がします。
  • コロナ禍で入社したこともあり、接点が少なかったので他チームやグループ会社の方とも話せて良かったです。
  • みんなが楽しくコミュニケーションを取ってくれるので、ほんわかしました。

在宅勤務続きで顔を合わす機会が減ってしまった他チームメンバーとも久しぶりに交流できました。さらに、一緒に業務をしたことがなかった方ともこのイベントを通して交流することができ、チームや会社の垣根を越えて交流を持てる良いきっかけになったかと思います!このようにライトに参加できるイベントを通じて、コロナ禍に負けずコミュニケーション活性化をさせていきたいと思います。

 

チーム紹介: 開発本部 マスタ開発・運用保守チーム

JMDCではいろいろなプロダクトやシステムを開発・運用をしているエンジニアが多数おります。今回はJMDCのデータを根幹から支える「マスタ開発・運用保守チーム」の紹介となります。

どんなプロダクトを開発していますか?

当チームでは、JMDCが保有する多数のデータを分析する際の軸として必要なマスタをメンテナンスするシステム(以下、MMS)の改修、新規マスタの追加開発と運用・保守を行っています。

マスタと言うと簡単なイメージを抱くかもしれませんが、沢山の種類のマスタ(テーブル数は200弱)を利用者のニーズに合わせて加工する役割も担っていて、JMDCの屋台骨を支える重要なプロダクトです。

MMS利用ユーザには、薬剤師や診療情報管理士の資格を持った方々もいます。
様々なデータソースをもとに、豊富な知識を活かして、分析の軸となる分類マスタを付与しています。

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MMSのメンテナンス画面

(マスタの種類)

  • 医薬品、傷病、医科・歯科診療行為、材料(特定器材)、施設
  • 医薬品のEphMRA-ATC分類、WHO-ATC分類、剤形分類、傷病のICD10疾病分類、社会保険表章用疾病分類

(医薬品マスタの例)

医薬品名

EphMRA-ATC分類

剤形分類

ロキソプロフェンナトリウム錠「△△△」

[M01A1]非ステロイド性抗炎症薬…

[40]錠剤

ヨードチンキ「○○○」

[D08A]殺菌/消毒薬

[60]外用薬

(メンテナンスに活用しているサイト例)

EphMRA-ATC

社会保険診療報酬支払基金HP

利用している技術

開発言語

VB.NET(Visual Studio2017) 

DB

Oracle 12c

サーバOS

Red Hat Linux 6.9

チームの方針や大切にしていること

チームとして大切にしていること、メンバーに意識してほしいことをまとめてみました。

対話 

  • 技術力の向上はもちろんユーザとの対話に必要な業務知識を身に着けよう
  • チーム内・チーム間のコミュニケーションを活発にしよう

あるべき姿を求める

  • 変化と安定稼働のバランスを考えよう
  • 使いやすいマスタとは何か常に考えよう
  • 生産性・保守性の高いシステム作りを心がけよう

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チームメンバーとのミーティング風景

チームの働き方

2021年現在、刷新プロジェクトの真っ最中で、刷新開発をメインに行う開発チームと日々の運用保守を行いながら細やかな改善を繰り返していく運用保守チームの2チームに分かれて基本的には週5日リモート勤務で作業を行っています。

技術向上や相互理解のため、週1でチーム間の勉強会を実施して、お互いの仕事の成果を発表しあったり、コミュニケーション促進のために、毎日夕会を開いて困っていることをその日中に解決できる環境作りに努めています。

また、繁忙期でも体調を整えられるように、週1日は定時デーとして、定時での業務終了を推奨しています。

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ユーザーとの月次定例ミーティング風景 

 入社後のオンボーディング

隔週程度のペースで各マスタの業務、刷新プロジェクトのアーキテクチャの説明を行います。

開発チームのメンバーでも、OJTとして運用保守チームの定例作業の立会いを経験してもらい、慣れてきたら実施してみることでマスタ運用業務の流れを理解してもらう機会を作っています。

(定例作業例)

  • 隔週のマスタロード実行
  • ロード前後の件数チェック

(2021年1月入社したメンバーの体験談)

基幹システムということもありMMSを取り巻く他のシステムやマスタが多く、始めは自分の中に落とし込むまで多少苦戦しましたが、質問に対しては過去の経緯まで深堀りして懇切丁寧に説明してもらえ、開発環境を使用して実際のMMSに触れることができる機会も多かったので早くに理解を深めることができました。

運用保守においても作業の背景・目的を説明してもらえたため、マスタ運用業務の理解度の向上に繋がり、実作業においては手順書が整っているため自分が作業を担当した際も滞りなく対応することができました。

このような手厚いオンボーディングがあったため、現在は機能追加プロジェクトの主担当を務め、ユーザと直接やり取りをしてプロジェクトを推進しています。

 チームメンバーの一日

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運用保守チームメンバーの例

仕事も勉強もしながら、しっかり自分の時間も取れるバランスの良い1日を過ごせるおかげで健康年齢(※)は実年齢よりも5歳も若い結果が保てています。

※ 健康年齢 | 健康診断・人間ドックの結果で分かるカラダの年齢

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チーム紹介: 開発本部 医療機関システムグループ

JMDCではいろいろなプロダクトやシステムを開発・運用しているエンジニアが多数おります。そしてどんどん仲間も増えているため、社内外からどんなことをやってるかわからない!教えてほしい!という声を最近よくいただくようになりました。

各エンジニアチームがどんな開発をしていて、どんな働き方をしているのか紹介していくチーム紹介の第2回目です。今回はグループ横断で医療機関向けサービス開発をしている「医療機関システムグループ」の紹介となります。

どんなプロダクトを開発していますか?

当グループでは、JMDCグループであるメディカルデータベース株式会社(MDB)が医療機関の薬剤部門向けに導入・販売しているサービスの開発を行っています。

現在は主に「CP-Map(薬剤管理指導支援システム)」のリニューアルと「MC=Valuation」のBIツール対応を行っています。

CP-Mapとは

200710月から稼働しトップクラスのシェアを誇る、薬剤管理指導支援システムになります。上位システム(電子カルテなど)とデータ連携し、以下の機能を提供しています。

  • 患者様向け服薬指導の計画と記録
  • 患者様向けの帳票出力(医薬品情報、お薬手帳)
  • 処方された医薬品のチェック(傷病や検査値との相互作用チェック、投与量・日数チェック)
  • 医薬品の検索、添付文書の閲覧
  • 持参薬(患者様が入院前から服用している医薬品)の調査、管理 

薬剤管理指導業務は薬剤師が患者様の使用している薬の管理をするとともに薬への理解を深めてもらい積極的に治療に取り組んでいただくことや、患者様の情報を医師にフィードバックすることにより医療の質を確保するとても重要な業務になっています。

CP-Mapはこの薬剤管理指導業務の効率的な実施をサポートしています。

https://www.medicaldb.co.jp/system/

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MC=Valuationとは

病院の診療データをお預かりして、医療ビッグデータをもとに統計レポートを提供するサービスです。「診療データ(レセプト・DPCデータ)と 医薬品DBを活用することにより、「医薬品の適正使用」レポートの提供ができます。これを活用して、薬剤師の観点による薬物治療効果の見える化や他院との比較から新たな改善点の把握をし、医療の質の向上につなげていくことが出来ます。

https://www.medicaldb.co.jp/bigdata/mcvaluation/

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利用している技術

 

CP-Map

MC=Valuation

動作環境

オンプレ

クローズドなネットワーク

クラウド(AWS)

TableauOnline

構成管理

GitHub

GitHub

開発環境

React、C#

Tableau

DB

PostgreSQL

Athena

ツール類

シーオーリポーツ

(帳票ツール)

 

チームの方針や大切にしていること

医療機関の業務は24時間365日行われているため、提供するシステムも則した形で、ダウンタイムを限りなく少なくするよう、設計段階で考慮するようにしています。

業界の特色として、使いやすさ向上のため医療機関独自のカスタマイズを要求されることがありますので、アプリケーションの構造や構成管理方法を検討中です。

また、現在の開発体制は、販売・導入を担当するMDB、既存システムの開発を担当している「株式会社ユニケソフトウェアリサーチ」、株式会社JMDCのグループ会社3社で行っているため、それぞれが持っているノウハウを有効に活用できるように心がけています。 

チームの働き方

現状は開発業務のみのため、基本的にはリモートで作業しています。簡単なコミュニケーションや毎日の進捗報告はSlackですが、必要に応じてMeetZoomで顔を合わせながらミーティングを行っています。業務進捗と予定の確認は、月曜日の朝会、水、金曜日の夕会を週次で行っています。

検討フェーズなどで対面でのコミュニケーションの方が効率が良い場合は、出社して業務を行うケースもあります。

入社後のオンボーディング

まずはサービスを理解していただくことから始めていただきます。実際の既存システムを利用したり、これまでの開発フェーズで作成したドキュメントを使用して説明させていただきます。その後は開発フェーズによりますが、スキルセットにあわせた実際の業務を担当しながら、システムや取り扱っているデータの理解を深めていただきます。

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チームの課題と目指す先

医療機関向けサービスの拡大・拡充のため、市場変化に素早く対応可能なシステムの提供を目指しています。ただ、チームは20214月に発足したばかりで課題はたくさんあるのが現状です。

  • 開発手法やツール利用など改善の余地がたくさんあるので、自動テストを導入したりして開発スピードを上げ、新機能をどんどんリリースしていきたい

  • リニューアルに伴い新たにReactを採用したため経験が不足しているが、Reactを使用している他プロジェクトの開発方法を参考にしながら、追い越すくらいスキルアップしていきたい

また、開発チームとしては開発スピードを上げるため技術力の向上はもちろん必要ですが、ユーザーにフィットするシステムを提供するために、業務知識も身に着け企画力を向上させていきたいと思います。

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お知らせ:Tech Stand #5 React Native & Reactに登壇します

テックイベントTech Stand #5 React Native & Reactに弊社エンジニア・山本が登壇します。
会社・個人の技術に関する知見や知識、技術選定などの実践的な情報共有をするオンライン勉強会です。山本からは「flow-typeからTypeScriptに移行する際に取り組んだこと」をお話しさせていただく予定です。
 
【開催概要】
日時:2021年7月28日(水)19:00~21:15(山本の登壇は、19:20~を予定 )
方法:オンライン
主催:株式会社stand.fm
 
【参加申込】
以下のイベント申込ページよりお申込みください。 

お知らせ:生活経済学会 第36回研究大会会長賞の賞状が届きました

生活経済学会 第36回研究大会会長賞の表彰状が届きました!改めて喜びを噛みしめながら受賞者・永井より本研究内容とJMDCデータがどのように使われたかお伝えします。

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近年、生命保険業界では健康増進型医療保険が盛んに開発されています。健康増進型医療保険は、生命保険会社が独自に設計した健康関連指標(例えば、健康年齢®など)を用いて、被保険者の健康改善にインセンティブを与えるという仕組みの保険です。このような保険を積極的に提供することで、個人の健康改善努力の促進、生命保険会社の保険金支払いの削減に加え、社会全体の医療費の削減にも貢献することが期待されています。

共同研究者の米山高生先生(東京経済大学経営学部教授)が研究されている「マイナスのモラルハザード」は、健康増進型医療保険のこのような機能を表現した概念です。保険で一般に呼ばれるモラルハザードは、被保険者が保険加入により注意を怠るようになるため発生率が高くなってしまうというネガティブなものです。これに対し、健康増進型医療保険では、このモラルハザードと同様に被保険者の意識変化が原因となるものの、発生率を逆に低くする方向に動かすというポジティブな意味で、論文では「マイナスのモラルハザード」と呼んでいます。

今回の研究は健康増進型医療保険の根本に関わる次の問題を研究対象としました。

  • 「マイナスのモラルハザード」が本当に起こるのか
  • すなわち意識変化が起こったとして健康改善に関する知識がそれほどでもないと考えられる被保険者集団においてリスクが本当に減少するのか

なお、意識変化は直接確認できないため、健康保険組合の加入者集団におけるJMDCのPepUpアプリへのログインというものが代替として研究に使用されました。結果は、いくつか例外はあるものの概ね肯定的でした。このような重要なテーマでJMDCのデータやPepUpアプリのログインデータが使用されたというのはJMDCの社会貢献という意味で素晴らしいことだと考えています。

 

共同研究「生活経済学会研究大会会長賞」のお知らせのリリースhttps://www.jmdc.co.jp/news/news20200915/

 

「生活経済学会研究大会会長賞」受賞論文掲載のお知らせのリリースhttps://www.jmdc.co.jp/news/news20210413/

 

 

社員インタビュー:JMDCの会長退任を迎えて

2002年にJMDCを創業し走り続けてきた木村真也は、2021年6月25日の株主総会をもって会長を退任しました。

これまでJMDCに関わってくれた皆様、これからご縁を持てる皆様にも今回の退任についてお伝え出来ればと思い、木村に筆を取ってもらいました。

( 本日ではありません。社員のお気に入りの写真)

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振り返ると社会人になってからの20年間は営業やマーケティングなど、企業における役割をがむしゃらに走り抜けた会社時代(20代~30代)で、そのあとの20年間は起業した会社を成長させるJMDC時代(40代~50代)でした。

今からの20年間(60代~)は先頭に立って走るというよりは走っている人、走ろうとしている人を支援することにがむしゃらになる時代にしようと考えています。私にとっての退任はいわゆる仕事の引退ではなく、人生を「楽しむ」方法のフィールドを変えてみようとする変化です。あとでもう少しこの点についてお話します。

JMDC時代を振り返り

JMDCを創業したのは45才の時でしたが、30才の頃から妄想大好き人間になっていまして、「こんなことができたら素晴らしい、面白いんじゃないか・・」などいつも妄想していました。妄想していると、ふとしたきっかけで「あっ、これってこうすればできるやん!?」と気が付く瞬間があります。そうすると「妄想」は「構想」になり「行動」へと変わっていきました。会社時代にもこの「妄想~行動」のパターンで新しいマーケティング手法や新しいKPIを作ったりしていましたが、40才のころに(当時は製薬会社勤務)薬剤がどんな患者さんにどんな使われ方をしているか、その結果として効果や副作用がどうなっているかが実地医療として把握できれば、真の製薬活動につながり社会にValueを提供できると「妄想」していたことがある日、レセプトのデータベース化の可能性に気が付いたことで「構想」になり、JMDC起業という「行動」になっていったことを覚えています。

「データは多くなればなるほど勝手にしゃべり始める」と昔からよく言っていましたが、データは大量になると価値を生み始めます。当時、実現したかったひとつに、有識者の意見ではなく、データに基づくオープンな議論による意思決定社会があります。簡単にいえば、見える化ですね。

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印象に残った出来事

JMDC時代には印象に残る出来事が沢山ありました。それぞれの出来事は私にとっては意味のあるものなので順位付けはできませんが、敢えて3つ挙げてみます。

  1. 100%紙だったレセプトを初めて確保できたとき

    当時のレセプトは全て紙レセプトでした。それまで何も接点がなかった健康保険組合を訪問し、ひたすらにレセプトのデータベース化による意義を説明していました。健保組合の常務理事や事務長の皆さんに「保健事業にマーケティングを取り入れましょう」と熱く語っていた頃です。とはいえ、データベースもありませんし、健保業界での実績はゼロ、商品・サービスもまだゼロ、あるのは信念と熱意だけでした。

    そんな中で、某健保組合の常務が「JMDCの考え方はこれからの健保にとって必要になる。古いレセプトになるが、貸してあげるからデータベースを作りなさい」と仰っていただき、関西まで紙のレセプトが入った12箱の段ボールを取りに行ったことは今でも忘れません。これがJMDCのレセプトデータベース誕生に向けて始動した転換期でした。この時期は、なかなか実績が上がらないこともあり、ベンチャーキャピタル(VC)からの圧力が最高温度を迎えていたころなので時間的にもギリギリのマイルストン達成だったことも背景にはありました。

  2. 8年後の黒字

    創業当時は、レセプトデータベースは世の中に存在しなかった頃です。当時の事業計画(私の胸算用)では、自分自身が製薬会社でデータを率先して活用していたこともあり、10万人くらいのデータ規模でも一定レベルの利用はあると踏んでいました。実際には、実地医療が見えるデータへの興味はあるが、今まで存在しなかったデータを業務上でどのように使えばいいのかが分からない状態が続きました。データベース開発を始めてから気が付いたことに、新しいデータの使い方が広がるのは、「文化をつくる」に等しい労力と時間が掛かることでした。

    紙のレセプトの確保を増やすとデータ入力などの処理コストが跳ね上がります。しかしながらデータ期間×データ量が増えないと疫学的な使い方に限界があり、また薬剤単位で見た場合の出現N数に限界があり、製薬などのユーザー獲得にも弾みがつきません。

    当時は、健保組合でのデータ活用を広めることも「文化をつくる」ことで、製薬会社でデータ活用を広げることも「文化をつくる」ことに思えました。この文化づくりと合わせてコスト対収入のバランスをいかに取れるかが鍵でした。

    このバランスに四苦八苦している頃はまだ黒字化できていませんでした。黒字化できたのは創業から8年後の2010年でした。

  3. 大学教授が公の場で言ってくれたこと

    ある年の日本公衆衛生学会総会でのことです。某大学の著名な教授が「レセプトを使った研究活動がここまで急速に発展したのは木村さんのお陰です。」とスピーチの中で言われて驚きました。ズシンと心に響き、超嬉しかったことを覚えています。モチベーション上がりましたね。

    実際にアカデミアや産業界でのレセプト等データベースの活用は加速度的に増加しました。今では学会発表の件数は数え切れませんし、論文数も200を超えて毎年多くの研究成果が発表されています。

敢えて3つあげましたが、多くの出来事と思い出があります。多くの方と出会い、また本当に多くの方の支援をいただいてきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

今後の挑戦

最初に少し触れましたが、私は挑戦のフィールドを変えて楽しもうと思っています。まだ「妄想」段階かもしれませんが、少しずつ「構想」になりつつあります。

私は「データ好き」の他に「釣り好き、海好き、山好き」です。それが高じて、海洋環境を良くしたいと思うようになり、それなら活動しようと考えるようになりました。

日本の周囲は海です。日本は70%が山林です。海と山は循環で繋がっています。私のこれからの活動名は「Sea Forest Circulation」と呼んでいます。現在準備中で具体的な活動はこれからですが、大いに楽しみたいと思います。

人生楽しんでなんぼのもんです。今までやってきた「仕事も遊びも全力投球」は今からも変わりません。

遊びって楽しいですよね。仕事も楽しむコツがあります。みんな、楽しもうじゃないですか!!

「妄想」して「構想」して「行動」もやり続けます。

どんなことでも最初は「ひとり」なんですから、周囲を気にせず果敢にやってみるつもりです。

これからのJMDC

これからのJMDCは可能性に溢れています。社会の構造を簡単に言えば、社会福祉費用(医療費や介護費)の益々の増加は喫緊の課題です。病気になりたくない、病気になっても悪化させないで自立した生活を送りたい、これらは多くの人の願いだと思います。解決策は様々な方法が可能性をもって検討・実験・実装されていくでしょう。その時に必要なものは、データとデータサイエンスとIT技術、それからマーケティング能力だと思います。JMDCにはこれらが備わり、また成長しています。JMDC文化である「妄想」を楽しむことが今以上に育まれていけば社会に有益な価値をどんどん提供していけると信じています。

 

またどこかでお会いしましょう。お会いしたときは「楽しんでますか?」を挨拶にしましょう。 

 

JMDC設立者・木村真也より

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出社が出来なかったメンバーはリモートで、出社出来たメンバーはしっかり感染対策して、退任式?門出式?は愛でいっぱいとなりました。

本日まで本当にありがとうございました!木村さんに負けず、JMDC一同、これからも楽しみますよーーーーーー!!

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チーム紹介: 開発本部 ユーザプラットフォーム開発部 SREチーム

JMDCではいろいろなプロダクトやシステムを開発・運用しているエンジニアが多数おります。そしてどんどん仲間も増えているため、社内外からどんなことをやってるかわからない!教えてほしい!という声を最近よくいただくようになりました。

そこで、各エンジニアチームがどんな開発をしていて、どんな働き方をしているのか紹介していくチーム紹介の連載を始めます!(不定期)

第1回となる今回は、社内でも主にC向けプロダクトのPep UpやClintalを開発・運用しているユーザプラットフォーム開発部 SREチームの紹介となります。 

どんなプロダクトを開発していますか?

Pep Upは、健康保険組合の加入者向けPHR (Personal Health Record: 個人の医療・健康データ管理) サービスです。様々な機能がありますが、健康診断結果から導き出すユーザーに合わせたアドバイスや、日々の運動・生活習慣の記録などで、行動変容ステージを無理なく楽しくステップアップさせることをコンセプトとしています。

また、Pep Upだけでなく医療相談や医師紹介のプロダクトとなるClintalの開発・運用や、特定保健指導をオンラインで実施できるPep Up 保健指導、企業向けのPep Up Workといったような様々な新機能・プロダクトの開発・運用も行われています。

SREチームでは直接プロダクトの開発を行っているわけではないですが、フロントエンドやバックエンドの各エンジニアと協力しながら、プロダクトの安定運用をインフラ面から支えてくれています。

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Pep Up

 

利用している技術

各サービスはAWSからオンプレミスとハイブリッドな環境で運用しており、主要なものは以下になります。

  • 構成管理: Terraform
  • CI/CD: CircleCI, GitHub Actions
  • 実行環境: Amazon ECS, AWS Elastic Beanstalk
  • 運用監視: Datadog, AWS CloudWatch
  • AWSアカウント管理: AWS Organization, AWS SSO
  • ハイブリッド接続: AWS DirectConnect

オンプレミスのデータセンター

チームの方針や大切にしていること

信頼性の確保に加え、要配慮個人情報を扱うので、セキュリティや安全性を重視しています。

セキュリティはそれぞれのレイヤーで対策を行うことが求められます。対策の一つとして毎月定期メンテナンスの時間を確保し、その時間を利用してミドルウェアやライブラリそしてフレームワークのバージョンを定期的に更新していく仕組みづくりをしています。

それに加えて、IaCによりコードを使った構成管理を用いて継続的に構成レビューを行うこと、計測し可視化した上で性能改善にとりかかることを大切にしています。

CTO(左)と談笑中

チームの働き方

コロナ禍もあり、基本的にはリモートで作業をしています。一部の業務はセキュリティルームでのみ対応となりますが、可能な限りリモートでも対応できるような対策をとってきています。

また、SlackやGitHubなどでテキストコミュニケーションを取りながら、必要に応じてGoogle Meetや出社での対面ミーティングを行っています。

オンラインミーティング風景

入社後のオンボーディング

SREチームに限らない話ではあるのですが、プロダクトについてやシステムアーキテクチャについてなどを理解せずに仕事をすすめることは難しいので、まずは資料や画面、コードなどを見せながら説明や質問に答える時間を作っています。

その後、適切なサイズのタスクをこなしながらコードをデプロイしたり、実際のアラートに対応しながら、既存システムの理解を進める形になります。

 

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Pep UpやClintalなどのユーザ基盤を支えるSREのポジションも積極的に採用中です!

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