社員インタビュー:2022年度新卒・猪熊さん

自己紹介

西留・渡邉:猪熊さん、今日はどうぞよろしくお願いします!2022年4月入社の新卒仲間としてインタビューをしあうということで、お互いの新しい一面を知れたらいいね。

猪熊:西留くん、渡邉くん、よろしくお願いします。そうだね。4月1日に入社して以来、同期の5人はプライベート含めて相当仲がいいと思っているけど、まだまだ知らないこと、たくさんあるんだろうし。

インタビューされることって普段ないからいい機会になりそう。

渡邉:ではでは早速。今日のインタビューのテーマは、「大学時代に何をしていたか」「今就活と入社後の仕事について」「これからやってみたいこと」だよね。

その前に軽く自己紹介をお願いしていい?

猪熊:はい。新卒3期、製薬本部コンサルティング部に所属しています、猪熊風友乃です。出身は神奈川県。2022年3月に慶應義塾大学文学部を卒業しました。

今はシェアハウスに住んでいて、17人と生活しています!うち7人は外国人。

西留:17人!!!

猪熊:そうそう。ビッグファミリーみたいな感じ。
社外の人からも刺激を受ける環境にいられて、とても楽しいよ~。

西留:いやあ、すごい…。初シェアハウス?

猪熊:それが、大学時代にも半年間、ドイツでシェアハウスをしてたんだ。

西留:ああ、ドイツのNGOでボランティアしていたとか何とか…ってやつ?

猪熊:そうそう。ドイツでのシェアハウス生活とかボランティアのことは、今回のテーマに直結すると思うから、ちょっとその話してもいい?

西留・渡邉:どうぞどうぞ。

 

【就活前まで】大学時代に何をしていたか

猪熊:大学時代のターニングポイントは、間違いなく、ドイツのNGOでのボランティアかな(ドイツ国際平和村。リンクはこちら )。
このNGOはアフガニスタンやアンゴラなど、アジアアフリカの国々で病気や怪我をした子供たちをドイツに連れてきて、治療とリハビリの機会を無償で提供しているんだ。

休学してそこで半年間、150人くらいの子供たちと、20人のドイツ人・10人の日本人スタッフとフルタイムで働いていたんだ。そしてスタッフとは施設併設のシェアハウスに住んでいたの!(詳しくはnoteに書いています。もしよろしければ、リンクはこちら 

渡邉:なるほどそれが「シェアハウス」だったんだ。何でそこに行ったの??

猪熊:一言でいうと「人生を見つめ直して就活に備えるため」かな。
実はここで働くのは小学校の時からの夢だったんだ。
月日は流れて大学3年。就活したんだけど、「これから先何がしたいか」が、どうしても腑に落ちなかったんだよね。
「どんな価値提供したいのか」とか「自分の人生で本当に大切なものは何なのか」に答えられなくて。

それで、「じゃあこの夢を叶えてみよう!」と思って、大学3年の1月頃に休学を決めて、4年の夏から行ったんだ。
だから、この質問の最初にもある通り、ドイツに行った理由は直接的には「人生見つめ直して就活の準備をする」かな。

渡邉:見つめ直すことはできた?

猪熊:直ったどころか、更に迷い込んだ。

渡邉:迷い込んだ…。ふむふむ。

猪熊:帰国したら燃え尽き症候群になって、就活どころじゃなかったんだよね。それでもう1年休学して、ベンチャーで働いたり読書に耽ったり…。

その間に色々考えて、結局「健康という価値を提供している会社で働きたい」って心から思えるようになって、JMDCへの入社を決めた!

渡邉:紆余曲折…。

猪熊:そうだね。

西留:医療系のバックグラウンドがなくてJMDCに入社したのはそんな背景があったんだ。

猪熊:そうそう。ちなみに大学では教育学を専攻していたのね。「人間形成に影響を与える要素とは何か」とか「洗脳と教育の違いは何か」に関心があって、教育思想のゼミに入ってた。

少し逸れた話をさせて。
大学時代に学んでいたことと、今の仕事で似ているなと思う部分もあって。
例えば「個別性が非常に高い」ゆえに「因果が簡単には分からない」だったり、「高い倫理性を伴う」とかも。両者ともデータで語れる面もある一方で、そこには一人ひとりの物語がある点とか、似てるな、と思うことがある。

西留:なるほど…。そう言われてみたらそうかもね。ここまで振り返ると、やっぱりドイツでの経験が、JMDC入社に大きく影響しているんだね。

猪熊:そういうことになるね。

西留:じゃあ入社理由についてもうちょっと詳しく聞いてもいい?

猪熊:もちろん!

 

【就活中】3つの就活の軸

渡邉:「就活の軸」とかあった?

猪熊:あった!「ヘルステックのサービス」「東京勤務」「適度な規模感」

渡邉:というと?

猪熊:就活をする中で段々見えてきたのが、この3つの軸なんだ。

「ヘルステック」は、ドイツでの経験から「心身の健康は老若男女問わず・地域を問わず、誰もが求めるものだ」と腑に落ちたのね。この価値を求めるためなら、頑張れるなと思ったんだ。
もう一つ思っていたのが、「成長著しい組織にいると、自然と新しくて面白い仕事に恵まれるんじゃないかな」と。それでテクノロジーを駆使した会社に絞ったんだ。

「東京勤務」は、20代を都内で過ごしたかったから!

「適度な規模感」は、周りの就職した友達を見て思ったこと!裁量を持って働ける一方で、教育体制が整っている会社で働きたかったからかな。

入社して数か月経って、裁量を感じる場面も色々ある。例えば、自分である薬剤の課題を分析して製薬会社様に実際に提案できたり。他にも、社内企画を提案したら二つ返事で通って、実際、来週にはプレゼンもするよ。
教育体制でいうと、部署内外にOJTがついていたり、人事部長とも毎月面談するよね。研修も毎月あるしね。

渡邉:そうだね。自分も、成長のための環境はすごく整っていると思うな。

 

【現在】 入社から数か月経って感じること

西留:仕事内容の話が出たから少し話題を変えるね。普段の業務ではどんなことをしている?

猪熊:仕事内容と働く環境に分けて話すね。まず、どちらもすごくすごく満足している!少なくとも数年間は、この部署でこの仕事を頑張っていきたいなって心から思えているな。

仕事内容は、製薬企業様向けにヘルスビッグデータを提供したり、コンサルティングをしている!製薬企業向けにコンサルって何・・・と思うかもしれないけど、一言でいうと、「製薬企業様の課題を聞いて、一緒に解決していく。」

具体的に製薬企業の方がどんな課題を持っているかというと、例えば「ある薬剤を使う患者様がどんな医療機関(例えば病床規模や診療科)を受診しているのかが分からない」とか、「希少疾患の患者は、その診断が下るまでにどんな医療機関を受診したり、どんな薬剤が処方されているのか分からない」とかかな。

渡邉:なるほど…。なかなか分からないものなんだね。

猪熊:そうなの。JMDCのデータを使うと、こうした課題の解決に繋がるんだ。適切に患者様へ薬剤を届けられたり、患者様の実態が見えてきたり。
配属されて2か月もすると、部署の同期の3人とも、自分で資料を作って、面談で製薬企業の方へ解決策を提案できるようになるし、新規の案件をチームに投げかけることもできるようになる!

渡邉:なるんだ…!

猪熊:ね。私は私大文学部出身で医療系のバックグラウンドが全くないけれど、周りの人が丁寧にサポートしてくれるから、程よいストレッチをしながらトライできているな。

病気のこと、薬剤のこと、JMDCデータのことは、完全に一から勉強しているから大変だけど、好奇心が刺激されて楽しい。
やりがいでいうと、病気を患っている患者様や病気の予備軍の方々に対して、今後増々重要視されるであろう医療系ビッグデータを活用して、アクションを起こせるのは、すごく充実感があるなあ。

常々思っているのが、事業の社会貢献性・自社の収益性と将来性・自分のスキルアップ」の全てに納得感を持って働けるのは、私にとってはとても魅力的だなって。

西留:働く環境でいうとどう?

猪熊:想像をはるかに超えてノンストレス。周りの人はすごく親切で気さくで、同じ部署の同期とはよく、心理的安全性が高すぎるよねって話しているくらい。
「誰と働くかが大事」って就職中たくさんの人に言われたけど、今になってよくわかるな。
チームリーダーの野本さん(リンクはこちら )のモットーの一つが「楽しく働く」で、私も今すごく楽しく働いているよ!

西留:いつも伝わってくる(笑)

猪熊:ありがとう。あとは、部内全体に、前向きでチャレンジングな雰囲気があると思う。
杉田さんの記事(リンクはこちら )にもあった通り、自分がやってみたいと手を挙げると、本当にやらせてもらえるし、周りの人が快くサポートしてくれるのも嬉しいな。
例えば先輩に「部署横断的なこの取り組みに興味あります」とボソッといったら、翌週にはジョインしていたり。

西留:とりあえずやってみよう!どんどんチャレンジしていこう!って風潮はあるよね。

猪熊:あるある。すごくある!先輩たちも、それぞれのバックグラウンドを活かして新しいことに挑戦していて、その姿を見ると自分もやってみよう!と思える!

西留:親切な仲間と、新しいことに挑戦する風土があるって、新卒にとってはありがたいよね。

猪熊:そうだよね。
制度面でいうと、フレックス(コアタイム11時~15時)制度が導入されていて、在宅と出社も業務に支障がない範囲で、その日に自分で決められるんだ。
あとは常識の範囲内で、服装も自由!その日の仕事内容にもよるけど、短パン、サンダル、リュックとかでも大丈夫。

他社の友達を見ていても、時間とか場所は、かなり自由度高く働けていると思う。
よく羨ましがられるな~。

渡邉:わかる!自分もそう。

猪熊:だよね!

 

【今後】これから何をしたいか

渡邉:これから先やってみたいこととか、できるようになりたいことはある?

猪熊:私の仕事は簡単に言うと「製薬企業様の課題を、JMDCのデータを使って、解決する」ことだから、その一連の流れを、早く一人でできるようになりたいな。
お客様のお役に立てるという観点からもそうだし、このスキルってどの会社に行ったとしても求められるって確信しているんだよね。
だから転職という観点からも、この会社に入ってそして製薬本部に入って良かったなと思う!

西留:なるほどね。製薬本部コンサルティング部ならではだね。

猪熊:そうだね!今日はありがとう!

西留・渡邉:こちらこそありがとう!